初期費用は分割払いできる?賃貸借契約時の支払い方法についても解説

賃貸物件を契約する際には、敷金や礼金などの初期費用が大きな負担となり、予算面で悩む方も多いのではないでしょうか。
そうした費用負担を軽減する手段として、初期費用を分割払いにする方法が注目されています。
クレジットカード払いや一部の不動産会社による分割対応など、柔軟な支払い方法を用意する不動産会社も増えてきました。
この記事では、初期費用の分割払いの仕組みや内訳、利用時の注意点について解説いたします。
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賃貸物件の初期費用を分割で払う方法

賃貸物件を契約する際、初期費用の高さに悩む方は少なくありません。
そこで注目されているのが、初期費用の分割払いという選択肢です。
まとまった現金を用意できない場合でも、キャッシュフローを調整しながらスムーズに入居できるのが大きなメリットです。
以下では、賃貸物件の初期費用を支払う際の分割払いの仕組みと注意点について解説していきます。
分割払い可能な不動産会社
賃貸物件の初期費用を分割で支払う方法として、分割払いに対応している不動産会社を利用することです。
数回〜60回の分割が可能で、負担を抑えられます。
なお、利用時には入居審査や本人確認が必要です。
多くの会社はオンラインで申し込みから契約まで完結でき、店舗へ行く時間が取れない方でも利用しやすくなっています。
大手仲介会社では店舗によって対応内容が異なるため、事前に対応可否を確認すると安心です。
また、手数料が無料のキャンペーンをおこなう会社もあるので、複数社のプランを比較すると費用をさらに抑えられる可能性があります。
保証会社と提携した分割サービスでは、家賃の支払いも一本化できる例があり、毎月の管理が簡単になるという利点もあります。
クレジットカード
クレジットカードを活用した分割払いも、一般的な方法のひとつです。
多くの不動産会社では、初期費用の全額または一部をクレジットカードで決済でき、分割払いやリボ払いを選べます。
決済後に、カード会社の明細画面で支払い方法を変更することもできます。
利点はポイントが得られ、契約時の現金負担を抑えられる点です。
また、高額支払いほどポイントが家計の助けになるでしょう。
ただし、限度額を超えては利用できないため、総額が大きい場合は限度額の引き上げを申請し、分割手数料も踏まえて返済計画を立てましょう。
一部のカード会社は、3回まで手数料無料などの優遇を用意しているため、複数カードを持っている場合は条件を比較する価値があります。
なお、キャッシングと異なり返済履歴が住宅ローンなどの審査に影響しにくい点もメリットですが、リボ払いを多用すると残高が膨らむため注意が必要です。
カード会社による違い
クレジットカードの分割条件は会社ごとに異なり、回数や手数料、限度額もさまざまです。
そのため、所有カードの条件を確認したうえで利用しましょう。
VISA や MasterCard は多くの不動産会社で利用できますが、JCB や AMEX は対象外となる例もあります。
海外ブランドの場合、国内不動産会社での分割対応が制限されるケースもあるため、事前に問い合わせておくと安心です。
手数料を含めた総支払額を試算し、長期返済による負担増を避けることが大切です。
また、無理のない計画的な支払いが、賃貸生活の安定につながります。
カード会社が実施する入会キャンペーンやポイントアップ期間を利用すれば、実質的な負担を下げることも可能です。
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賃貸物件の初期費用の内容

賃貸契約では、家賃以外にも多様な初期費用が発生します。
相場を理解しておくことで、資金計画が立てやすくなります。
実際の金額は地域や物件の築年数、設備グレードによっても変動するため、事前に確認しておくと安心です。
以下では、賃貸物件の初期費用の内容について解説していきます。
初期費用の項目
初期費用には、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・日割り家賃・保証料・火災保険料・鍵交換費用などがあります。
相場は敷金と礼金が家賃のそれぞれ1〜2か月分、仲介手数料は借主分で家賃0.55か月分が目安です。
敷金は、退去時に未払い家賃や修繕費がなければ返還され、礼金は不要物件も増加中です。
また、保証料は家賃の50〜100%、保険料と鍵交換はそれぞれ1〜2万円程度と覚えておくと計算しやすいでしょう。
前家賃と日割り家賃は契約開始日によって変動するため、契約日程を調整することで負担を軽減できる可能性があります。
なお、火災保険は内容が物件ごとに指定される場合が多く、保険会社を選べないケースもあるため契約時に確認しましょう。
鍵交換費用は、ディンプルキーやオートロック付き物件ほど高額になる傾向があります。
保証会社を利用する場合は、更新時に再度保証料がかかることもあるため、中長期的なコストとして把握しておくと安心です。
初期費用以外に必要なお金
初期費用とは別に、引越し費用や家具・家電の購入費も見込む必要があります。
単身の引越しは、通常期約3〜5万円、繁忙期約4〜6万円が目安です。
家具・家電の新調には約10万円〜約30万円程度かかり、ライフライン開通費などと合わせると追加で約20万円以上になることもあります。
また、転居先の間取りや設備に合わせて買い替える場合は、予算に余裕を持たせておくと安心です。
さらに、インターネット回線の工事費やネット使用料が家賃に含まれるかどうかも、長期的なコストに影響するポイントになります。
家賃の5カ月分
賃貸物件の初期費用は、家賃の4.5〜5か月分が目安です。
そのため、家賃7万円なら30万〜35万円ほどを準備する計算になります。
この目安を基に逆算して物件を探すと、無理のない資金計画につながります。
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賃貸物件の初期費用を分割払いするときの注意点

分割払いで負担を軽減するには、いくつかの注意点を把握することが大切です。
以下では、賃貸物件の初期費用を分割払いする際に注意しなければならないことについて解説していきます。
金利
クレジットカード分割には、実質年率12〜15%程度の手数料がかかり、回数が多いほど総支払額が増えます。
そのため、手数料無料枠や提携サービスの有無を比較し、負担を抑えましょう。
決済代行会社を利用する場合も、同程度の手数料が設定されることが多いため、契約前に条件を確認しておくと安心です。
また、シミュレーションツールを使って月々の返済額を試算し、家計に無理がないかをチェックする習慣をつけると失敗を防げます。
例として、40万円を12回で返済すると毎月約3万5千円に手数料が上乗せされるため、他の固定費とのバランスを必ず確認しましょう。
指定の会社のクレジットカード
不動産会社が提携カードのみ、分割対応としている場合もあるため確認しておくと安心です。
デビットやプリペイドなど一部カードは分割不可のことがあるため、機能を事前に確かめましょう。
また、提携カードを新たに作成するには審査時間がかかることがあるため、入居時期が迫っている場合は早めに手続きを始めるとスムーズです。
さらに、ポイント還元率や利用限度額もカードごとに異なるため、長期的な家計への影響まで考慮して選択すると安心です。
滞納
分割払いでもっとも注意すべきは、「滞納」です。
延滞すると延滞金が発生し、信用情報に傷がつく恐れがあります。
金融事故として最長5年記録され、次の契約に影響します。
そのため、支払困難時は早めに相談し、回数変更や猶予を検討しましょう。
スマートフォンのアプリで支払日を管理すると、うっかりミスを防ぎやすくなります。
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まとめ
賃貸契約時の初期費用は、まとまった金額になることが多く、分割払いを活用することで経済的負担を軽減できます。
分割方法や利用条件は、不動産会社やカード会社によって異なるため、事前の確認と比較が欠かせません。
金利や滞納リスクを踏まえたうえで無理のない返済計画を立て、安心して新生活をスタートさせましょう。
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