新婚夫婦向け賃貸物件の選び方とは?間取りや特徴・成功のポイントを解説

新婚夫婦向け賃貸物件の選び方とは?間取りや特徴・成功のポイントを解説

これからの新婚生活に向けて、賃貸物件を探し始めたいと考えている方は多いでしょう。
しかし、どの間取りが自分たちに適しているか、何に気を付ければより良い物件が見つかるかなど、わからないことも多いかもしれません。
今回は、新婚夫婦向けの賃貸物件の選び方をはじめ、間取りの特徴や物件選びを成功させるためのポイントを解説します。

新婚夫婦に適した賃貸物件における間取りの選び方

新婚夫婦に適した賃貸物件における間取りの選び方

新婚生活を送るにあたって賃貸物件を探すなら、まずは間取りの選び方から確認しましょう。
間取りの選び方におけるポイントは、家族の人数と生活リズム・働き方の違いの2点です。

間取りの選び方➀家族の人数

賃貸物件の間取りは、現在だけでなく、将来的な家族構成を考慮した選び方が重要です。
たとえば、賃貸物件に引っ越す時点は新婚夫婦二人での生活だとしても、将来子どもが産まれて家族が増える可能性があります。
子どもが増えると子ども部屋が必要になるなど、快適な暮らしを送るためにはお部屋の数を増やす必要があるでしょう。
すでに出産の予定がある方、将来的に子どもがほしいと考えている方は、最初から家族が増えることを前提とした間取りの選び方がおすすめです。
新婚当初は二人暮らし向けの賃貸物件を選び、出産のタイミングで広い間取りの賃貸物件に引っ越す方法も、良い選び方といえるでしょう。
また、賃貸物件を探す時点でペットと暮らしている場合は、ペットとの暮らしを踏まえて間取りを決める必要があります。
賃貸物件によっては、ペットの種類と大きさに制限を設けているところもあるため、条件の確認から始めるとともに、ペットと暮らしても余裕のある広さの賃貸物件を探すと安心です。

間取りの選び方②生活リズム・働き方の違い

昼型と夜型など、新婚夫婦がそれぞれ異なる時間帯で生活しているケースは、間取りの選び方に注意が必要です。
たとえば一方に夜勤がある新婚夫婦は、寝室を一つにすると生活音で睡眠が阻害されるため、寝室を別々にできる間取りを選び、質の良い睡眠を確保するのが望ましいです。
帰宅時間に大きなズレがあるなら、追い焚き機能付きの浴室がある賃貸物件が良いでしょう。
また、お互いに在宅で仕事をしている新婚夫婦であれば、一人ひとりの仕事部屋を設けられる間取りの賃貸物件が仕事に集中でき、作業効率がアップします。
リモート会議に参加する機会がある方は、リビングとは別に仕事部屋を設けると、集中力を維持しながら仕事しやすいでしょう。
生活時間や働き方が原因となり、日常生活でストレスをためないためにも、間取りの選び方は十分に注意することをおすすめします。

▼この記事も読まれています
賃貸借契約での必要書類とは?印鑑証明書・住民票・収入証明書を解説

新婚夫婦に適した賃貸物件の間取りの特徴

新婚夫婦に適した賃貸物件の間取りの特徴

賃貸物件での新婚生活に適した間取りは、主に「1LDK」「2LDK」「3LDK」の3種類が挙げられます。
各間取りの特徴を、メリットやデメリットと併せて確認してみましょう。

1LDKの特徴

1LDKは、8畳以上のリビングとダイニング、キッチンに、居室を1部屋加えた間取りです。
2LDK以上の広さを有する間取りと比較すると居住スペースが狭く、居室も1部屋しかないことから、家賃を安く抑えやすい特徴があります。
浮いたお金を生活費や貯蓄、住宅設備など、別の用途に充てることも可能です。
1LDKは居室を寝室として活用するケースが比較的多く、同じ空間で過ごす時間が長くなりやすいため、できるだけ長く一緒に過ごしたい新婚夫婦に適した間取りといえます。
一方で、夫婦それぞれの個室を設けることが難しく、リビングやダイニングに仕切りを設けて、スペースを確保する程度になる可能性が高いです。

2LDKの特徴

2LDKは、10畳以上のリビングとダイニング、キッチンに居室を2部屋加えた間取りです。
リビングが広々としており、夫婦二人でも快適な生活を実現しやすいでしょう。
居室は夫婦それぞれがお互いに個室として使用できるほか、片方を夫婦の寝室として、もう片方の居室をフリースペースとすることも可能です。
また、将来的に子ども部屋が必要になることを見越して、居室が2部屋ある2LDKの間取りを選ぶ新婚夫婦もいます。
ただし、2LDKの賃貸物件は広々とした空間で生活できるぶん、家賃も比較的高額傾向にあり、月々の負担が大きくなることを想定して選ぶ必要があります。

3LDKの特徴

3LDKは、リビングとダイニング、キッチンに居室を3部屋加えた間取りです。
ほかの間取りと異なる特徴は居室の多さで、寝室を分けたり趣味部屋をつくったりと幅広い使い方が可能です。
新婚夫婦それぞれの個室を設けて、余った1部屋を丸ごと収納部屋にすると、衣類や日用品のストックはもちろん、非常食や飲料水などを含めて災害対策用品も保管できます。
夫婦の寝室を1部屋にまとめれば、残りの2部屋を子ども部屋にできるため、子どもが2名以上ほしい新婚夫婦も長く住み続けられるでしょう。
しかし、1LDKと2LDKに比べて家賃が高くなりやすいほか、居室の数が多く、光熱費がかさむおそれがある点には注意が必要です。

▼この記事も読まれています
賃貸物件の初期費用はいくらかかる?敷金や礼金・仲介手数料について解説

新婚夫婦が賃貸物件の選び方を成功させるためのポイント

新婚夫婦が賃貸物件の選び方を成功させるためのポイント

新婚夫婦が賃貸物件選びに成功し、納得のいく住まいを見つけるには、複数のポイントを踏まえた選び方が重要といえます。
賃貸物件選びを成功させるポイントは「職場へのアクセスの良さ」「支援制度の充実度」「実家からの距離」の3点です。

成功のポイント➀職場へのアクセスの良さ

働きやすさを考慮するなら、勤務先へのアクセスに優れたエリアにある賃貸物件を選ぶのが、成功の秘訣です。
職場から離れた場所や、電車の本数が少ないところに生活拠点を設けると、職場への移動だけでも大きなストレスにつながるおそれがあります。
職場から近い、あるいは電車の本数が豊富な駅の周辺に住むなど、会社にアクセスしやすいエリアを中心に賃貸物件を探すと良いでしょう。
共働きの新婚夫婦は、どちらか一方の勤務先に近い場所にするか中間地点で探すか、選び方にも注意が必要です。

成功のポイント②支援制度の充実度

納得のいく引っ越しを実現するには、自治体が実施している支援制度を比較して、判断する選び方もおすすめです。
新婚夫婦を対象とした生活支援事業をはじめ、子どもの医療費助成や児童手当など、支援制度の内容は自治体ごとに異なります。
新婚夫婦向けの支援制度はもちろん、子どもがほしいのであれば、将来のことを考えて子育て支援が手厚いエリアを中心に探してみても良いでしょう。

成功のポイント③実家からの距離

あえて実家から近いエリアにある賃貸物件を選ぶ方法も、お部屋探しを成功させるためのポイントのひとつです。
実家の周辺を選ぶと、両親に何かあってもすぐに対応できるほか、子育てに関してサポートしてもらえるなど、新婚夫婦にとってメリットになる可能性があります。
ただし、新婚夫婦それぞれの実家が離れているケースでは、どちらか一方の実家に近い場所を選ぶと、もう片方の実家と関係が悪化するおそれがあります。
実家との距離感を重視した選び方は、夫婦の意見を合わせることが重要になるため、双方が納得するまで何度も話し合い、結論を出しましょう。

▼この記事も読まれています
賃貸物件の築年数の違いについて!築古・築浅それぞれのメリットを解説

まとめ

新婚生活に向けて賃貸物件を探すなら、家族の人数や生活リズムを考慮した間取りの選び方がおすすめです。
1LDKは家賃が安く、3LDKはファミリー世帯向けなど、間取りごとに異なる特徴を確認することも重要です。
物件選びを成功させるためにも、職場へのアクセスや支援制度の充実度などに気を付けながら選びましょう。

住まいるショップの写真

住まいるショップ

広島市安佐北区を専門に、地域に根差した不動産サービスをご提供しております。
地元在住のベテランスタッフによる誠実な対応と、100万枚を超える豊富な物件写真で、お客様の理想のお部屋探しを力強くサポートいたします。
単身者向けからファミリー物件、事業用物件まで、お客様の多様なニーズにお応えできるのが私たちの強みです

■強み
・安佐北区専門の豊富な情報量
・100万枚を超える圧倒的な写真データ
・地域在住のベテランスタッフが在籍

■事業
・賃貸物件の仲介(アパート、マンション、一戸建て)
・ペット飼育可能な物件やファミリー向け住宅など多彩に展開