自分で引っ越し?ペットの手続きについても解説

大切なペットと一緒に引っ越しをする際、自分でどのように新居まで連れて行けば負担が少ないのかとお悩みではありませんか。
動物にとって環境の変化や長距離の移動は大きなストレスになりやすいため、それぞれの種類や性格に合わせた適切な方法を選ぶことが大切です。
本記事では、自分でペットと引っ越しをする際の交通手段の選び方をはじめ、犬・猫・鳥といった種類別の移動のコツや、引っ越し後に必要な犬の各種手続きについて解説します。
大切な家族であるペットと安全に引っ越しを完了させ、安心して新居での生活をスタートさせたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。
- この記事の要点
- Q:自分でペットと引っ越しをする際、移動以外に気をつけるべきことはありますか?
- A:移動中の対策にくわえて、新居をペットが安心できる環境に整えることが大切です。住まいの急な変化はストレスになるため、使い慣れたトイレや寝具を優先して配置すると不安を軽減できるでしょう。新居での騒音や脱走などのトラブルを防ぐ工夫も必要ですので、ペットと快適に暮らせる物件探しは弊社にご相談ください。
ペットと新居へ移動する最適な方法と選び方

ペットとの引っ越しには、主に公共交通機関や自家用車などの移動手段があります。
まずは、それぞれの移動手段の特徴や事前準備について解説していきます。
公共交通機関での移動
到着時刻を見通しやすい公共交通機関は、自家用車がない方でも利用しやすく、移動費を抑えやすい方法です。
しかし、騒音や振動でペットが緊張しやすく、移動中は原則としてキャリーから出せない点に注意しましょう。
JRでは、ケース3辺の合計が120cm以内、動物を含む重さが10kg以内など、利用条件が定められています。
そのため、全身が隠れる丈夫なキャリーを用意し、手回り品きっぷを購入する準備が欠かせません。
路線バスやタクシーは事業者ごとにルールが異なるため、事前確認にくわえ、キャリーに慣らして排泄を済ませ、混雑時間帯を避け、周囲への配慮も意識すると安心でしょう。
自家用車での移動対策
自家用車は、ペットの体調や排泄の様子に合わせて休憩できるため、柔軟に移動しやすい手段です。
ただし、安全のためペットは丈夫なケースに入れ、後部座席でシートベルトなどを使って必ず固定しましょう。
膝の上や助手席に乗せると運転の妨げになるため避け、長距離では1~2時間ごとに休憩を取り、水分補給や排泄の時間を設けます。
また、車内は直射日光を避けて20~25度を目安に保ち、後部座席まで冷気が届いているか確認すると安心です。
車酔い対策として食事は出発2~3時間前までに済ませ、短時間でも車内に残さず、使い慣れた毛布などで落ち着ける環境を整え、こまめに様子も見てください。
飛行機を利用する場合
飛行機は長距離でも移動時間を短縮しやすい一方、日常と異なる環境になるため、ペットへの負担を考える必要があります。
多くの場合は客室へ持ち込めず、専用のスペースに預けることになるため、輸送枠の予約や規定に合うケースの準備が欠かせません。
また、出発前には所定の窓口で同意書などの手続きをおこない、航空会社が指定する受付時間に余裕を持って到着しましょう。
短頭種は呼吸や体温調節の面から搭乗が制限される場合があるので、利用予定の航空会社へ事前に確認すると安心です。
さらに、嘔吐や体調不良を防ぐため、食事は搭乗の数時間前までに終え、直前の大量な給水は控えるなど無理のない計画を立ててください。
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自分で引っ越しを成功させるための種類別の対策

前章ではペットとの移動手段について述べましたが、種類別の具体的な対策も知りたいですよね。
ここでは、ペットの種類ごとの引っ越し対策について解説します。
犬のストレスケア方法
環境の変化に敏感な犬には、引っ越しの数週間前から移動用ケースを室内に置き、安心できる場所として慣らしておくことが大切です。
自分からケースへ入り落ち着いて休めるようになると、移動当日の負担を和らげやすくなるでしょう。
また、荷造りで室内の様子が変わっても、散歩や食事の時間はできるだけ普段通りに保ち、生活リズムを崩さないようにします。
当日は別室や慣れたケースで待機させ、脱走やけがを防ぐとともに、迷子札やマイクロチップの登録情報も確認しましょう。
新居では使い慣れたベッドなどを置いた1部屋から過ごさせ、落ち着いてきたら無理なく少しずつ行動範囲を広げると安心です。
猫の安全確保と慣れ
縄張り意識が強い猫は環境の変化を警戒しやすいため、脱走を防ぎながら新居へ段階的に慣らすことが大切です。
引っ越し作業が始まる前に移動用ケースへ入れ、鍵のかかる静かな部屋で待機させて、家族にも扉を開けないよう共有しましょう。
また、移動中に落ち着いて見えても、予期せぬ飛び出しを防ぐため、目的地へ着くまでケースを開けないようにします。
新居では猫専用の落ち着ける静かな部屋を早めに用意し、使い慣れたトイレや食器、寝具、水や隠れ場所などを置くと安心しやすいでしょう。
数日かけてその部屋に慣れた様子を確認してから、猫のペースに合わせてほかの空間へ行動範囲を広げてください。
鳥の温度管理と梱包
温度や刺激に敏感な鳥は、大きな鳥かごではなく、移動中に安定しやすい小型のケースで運ぶ方法が適しています。
揺れで羽や体を傷めないよう、止まり木は低い位置に固定するか取り外し、床に紙などを敷いておきましょう。
また、ケース内は25~30度を目安にし、冬は外側から使い捨てカイロで温め、夏は布で包んだ保冷剤を近くに置き、急な温度変化を避けながら調節します。
移動中は厚手の布などで視界を適度に遮ると、外からの刺激が減り、パニックや鳴き声を抑えやすくなるでしょう。
ただし、ケースを完全に覆って密閉するのは避け、空気の通り道を確保しながら、鳥の様子や温度をこまめに確認すると安心です。
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引っ越し後に必須となる犬の手続きと届出

ここまで移動手段や種類別の対策を解説しましたが、新居での必要な届け出もおさえておきましょう。
最後に、引っ越し後に必要な犬の各種手続きについて解説していきます。
登録事項変更届の提出
犬の住所が変わったときは、変更日から30日以内に、新住所を管轄する自治体へ登録事項変更届を提出する必要があります。
同じ市区町村内での転居だけでなく、別の自治体へ転入する場合も対象となるため、忘れずに手続きを進めましょう。
異なる自治体へ移る場合は、旧住所地での転出届は原則不要で、新住所地で鑑札の交換などをおこないます。
一方、マイクロチップ特例制度に参加している自治体では、オンラインで住所変更をおこなうことで手続きが完了する場合もあるでしょう。
自治体によって必要書類や対応方法が異なるため、事前にウェブサイトを確認し、届出書を用意できる場合は早めに準備してください。
狂犬病予防注射の管理
生後91日以上の犬には、原則として毎年1回の狂犬病予防注射を受けさせ、注射済票の交付を受ける必要があります。
通常は4月1日から6月30日の期間に接種するため、引っ越し時期と重なる場合は予定をきちんと確認しておきましょう。
すでに旧住所地でその年度の接種を済ませている場合、交付済みの注射済票は引き続き使用できることが一般的です。
また、紛失すると再交付の手続きが必要になるため、鑑札などと一緒に分かりやすい場所で大切に保管しておくと安心でしょう。
健康上の理由で接種を見合わせる場合は獣医師へ相談し、必要に応じて猶予証明書を受け取り、自治体の窓口へ提出してください。
鑑札の再発行と注意点
旧住所地で交付された鑑札を紛失した場合は、新住所地で転入手続きをする際に、所定の手数料を支払うことで再交付に受付が可能です。
鑑札と注射済票は、公的な身元確認につながるため、完全室内飼いの犬であっても常に装着しておくことが大切です。
また、引っ越し直後は環境の変化に驚いて飛び出す可能性があるので、首輪や胴輪に必ず確実に取り付けておきましょう。
二重リングや専用の収納具を活用すると、紛失を防ぎながら、金属音によるストレスも軽減しやすくなります。
なお、窓口や手数料、鑑札の取り扱いは自治体によって異なり、動物病院が手続きを代行する地域もあるため、余裕を持って確認しましょう。
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まとめ
ペットとの移動手段には公共交通機関や自家用車や飛行機があり、それぞれの特徴やルールを理解して事前にしっかり準備することが大切です。
引っ越しでは犬の日常リズムを保ち、猫には静かな部屋を用意し、鳥は25~30度に温度管理をおこなうなど、ペットの種類ごとの対策が必要です。
犬を飼育している場合、引っ越し後30日以内の登録事項変更届の提出や、年1回の狂犬病予防注射の管理など、必要な手続きを忘れずにおこなうと良いでしょう。
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