賃貸物件で犬を飼うときの対策!騒音・におい・壁紙の傷の対策方法をご紹介

賃貸物件で犬を飼うときの対策!騒音・におい・壁紙の傷の対策方法をご紹介

賃貸物件で犬を飼うときは、騒音やにおい、壁紙の傷などへの対策を事前に講じておくことが重要です。
しかし、対策方法を知られず、対策しようにも行動に移せず困ってしまう方もいるでしょう。
そこで今回は、賃貸物件で犬を飼いたい方に向けて、騒音・におい・壁紙の傷といった問題への効果的な対策方法をご紹介します。

賃貸物件で犬を飼うときの対策①騒音

賃貸物件で犬を飼うときの対策①騒音

賃貸物件で犬と一緒に暮らすために、ぜひとも対策を講じておきたいのが騒音です。
ペットの鳴き声は隙間から漏れやすく、近隣住民とのトラブルの原因になりやすいため、事前の対策が重要になります。

騒音対策1.防音カーテン

窓から漏れる犬の鳴き声には、防音カーテンが効果的です。
素材と織り方が特徴的で、一般的なカーテンと比較すると音を遮断する性能に優れており、窓を介して屋外に犬の鳴き声が伝わりにくくなります。
とくに、小型犬など少し高めの鳴き声と相性が良く、隙間をつくらないようにテープで防音カーテンを固定すると、さらに遮音性が増すでしょう。
通販やホームセンターで手軽に購入でき、価格もリーズナブルなため、賃貸物件でも低コスト・低負担で騒音対策をおこなえるのはうれしいポイントです。
ケージの周囲に防音カーテンを設置するだけでも一定の騒音対策になりますが、温度の上昇や換気には十分配慮して設置することが大切です。

防音対策2.吸音材

犬の鳴き声は賃貸物件の壁を伝って、隣室に漏れ聞こえることがあるため、吸音材を用いた騒音対策が必要です。
吸音材は名前のとおり、室内で発生した音を吸収する素材でできており、ボードやパーティション、パネルなど複数のタイプが市販されています。
デザイン性に優れたアイテムも購入可能で、自宅のインテリアとの組み合わせを考えながら、騒音対策も実現できます。
設置方法も簡単で賃貸物件の壁にも取り付けやすく、複雑な手順が苦手な方も安心です。
騒音対策として、隣室と接する壁に吸音材を設置すると良いでしょう。

騒音対策3.遮音カーペット

大型犬を賃貸物件で飼う方は、足音対策として床に遮音カーペットを敷く対策方法がおすすめです。
音は床からも外部へ伝わりやすく、フローリングむき出しの状態で生活すると足音が直接お部屋に伝わり、下の階の住民から苦情を受ける可能性があります。
遮音性の高いタイプであれば、犬が足音を立てても階下に響きにくく、賃貸物件の床全体を覆うように敷き詰めれば、安心して犬との生活を楽しめるでしょう。
市販されている遮音カーペットの一般的な厚さは約1cmですが、大型犬と暮らしているなどでより高い遮音性を求める方は、極厚タイプを選ぶのがおすすめです。

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賃貸物件で犬を飼うときの対策①におい

賃貸物件で犬を飼うときの対策①におい

賃貸物件で犬を飼うときに気になりやすいのが、犬特有のにおいです。
室内ににおいが染みつく前に対策を講じましょう。

におい対策1.洗濯

犬のにおい対策としておすすめの方法が、繊維製品の定期的な洗濯です。
繊維製品はにおいを吸収しやすく、放置し続けると室内に犬のにおいが広がる可能性があるため、こまめに洗濯する必要があるでしょう。
対象製品は毛布やシーツ、クッションカバーなど犬が頻繁に触れるアイテムはもちろん、カーテンやカーペットなど賃貸物件にあるものも含まれます。
ただ洗うだけでなく、洗濯後は乾燥させることも大切になるため、通気性の良い場所で乾かし、生乾きを防ぎましょう。

におい対策2.掃除機がけ

賃貸物件における犬のにおい対策としては、掃除機をかけることが有効です。
犬の抜け毛はにおいを発する原因であり、室内のいたるところに落ちた抜け毛を放置し続けると、犬のにおいが室内に充満するおそれがあります。
掃除機は1日あたり最低1回、犬が普段生活しているスペースを重点的にかけると良いでしょう。
大型の犬種を飼っている方は1日に複数回掃除機をかけ、室内にたまった抜け毛をきれいに取り除くことが大切です。
掃除機はカーペットだけでなく、家具の下やカーテン、カーペットを敷いた床の部分までお部屋全体を対象にかけるとにおい対策になります。
1日掃除機がけを放置すると室内にたまる抜け毛の量が多くなるため、忘れずに掃除機で抜け毛を吸うようにしてみてください。

におい対策3.換気

犬を飼うときは定期的に窓を開け、室内の空気を入れ換えることが大切です。
室内にこもった空気を屋外に排出し、新鮮な空気を取り込めば、犬のにおい解消につながります。
換気を通じて室内の空気がきれいになれば気分的にも良くなり、日常生活が快適になるでしょう。
掃除機をかけた後や洗濯物を干すタイミングなど、日常の中でこまめに換気をおこない、室内の空気が常に循環するよう意識して対策をとりましょう。

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賃貸物件で犬を飼うときの対策③壁紙の傷

賃貸物件で犬を飼うときの対策③壁紙の傷

犬が壁をひっかくと壁紙が傷つくおそれがあるため、賃貸物件で犬を飼うときは、あらかじめ壁に対策を施しておく必要があります。

壁紙の傷対策1.腰壁

賃貸物件の壁紙をガードするには、腰壁の設置がおすすめです。
腰壁は別仕上げの壁を指し、床から腰の位置あたりまでの高さがあるのが特徴です。
もともと壁紙の傷や汚れは、人間の腰の高さまでに生じるケースが多く、腰壁はその傷や汚れを防ぐ目的で用いられていたため、犬から賃貸物件の壁紙を保護する用途にも適しています。
シンプルな板材のほか、タイルやレンガなど素材が豊富で、インテリアとの組み合わせを考えながら選べる楽しさもあるでしょう。
また本来の壁紙とは異なる素材や柄の壁紙を上から貼るだけでも、壁紙の傷対策としての効果が期待できます。

壁紙の傷対策2.保護シート

賃貸物件の壁紙を傷から守るなら、ペット用の保護シートの使用を検討してみてください。
保護シートは半透明のアイテムが多く、賃貸物件の壁に貼り付けても室内の雰囲気が崩れる心配がありません。
室内全体だけでなく、犬が頻繁にひっかく場所だけにしぼって保護シートを貼ることも可能です。
インテリアへの強いこだわりがある方、大胆な模様替えを希望しない方にとっては保護シートを使用した対策が適しています。
また、保護シートはきれいに剥がせるタイプが多いため、退去時に原状回復費用が発生する可能性のある賃貸物件とも相性が良いアイテムです。
元の壁紙を汚さずにガードしたい方も、保護シートを購入してみてはいかがでしょうか。

壁紙の傷対策3.しつけ剤

賃貸物件での壁紙の傷対策としては、しつけ用スプレーの使用を検討するのがひとつの方法です。
しつけ剤は犬が苦手なにおいのする液体で、犬を近寄らせたくない場所に吹きかけて使用するアイテムです。
しつけ剤を壁紙全体に使用すると、犬にとって居心地の悪い環境となり、ストレスの原因になる可能性があります。
そのため、とくにひっかかれたくない箇所があるときなど、ピンポイントで使用するのが効果的です。
家具の配置上、壁紙の一部分だけが露出しているお部屋などは、しつけ剤による対策で十分な可能性が考えられます。
ただし、しつけ剤の効果は個体差があるため、まずはどれだけ嫌がるか試してみて、効果がなければ腰壁や保護シートによる対策に切り替えましょう。
また、犬が舐めたときのことを考え、自然由来の原料で製造されたしつけ剤を購入してみてください。

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まとめ

賃貸物件で犬を飼うには騒音やにおい、壁紙の傷対策が必要です。
騒音には防音カーテンや吸音材など、室内のにおいにはこまめな洗濯や換気などの対策がおすすめです。
壁紙をひっかかれて傷が生じないよう、腰壁や保護シート、しつけ剤でガードすることも忘れずにおこなってみてください。

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